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【第37回】平清盛

◎ 藤原基房 (細川茂樹)
○ 平重盛 (窪田正孝)
▲ 平清盛 (松山ケンイチ)
注 平時忠 (森田剛)
△ 後白河法皇 (松田翔太)
△ 経子 (高橋愛)
△ 時子 (深田恭子)
△ 平資盛 (大西健誠)
△ 源頼朝 (岡田将生)
△ 政子 (杏)
△ 北条時政 (遠藤憲一)
★ 藤原秀衡 (京本政樹)

今週のMVPに関しては、先週からの苦悩する平家の
若き棟梁こと平重盛(窪田正孝)の2週連続での受賞
かと思っていたんですが・・・。(笑)

ここは今回の重要なテーマで、サブタイトルにもある
「殿下乗合事件」での中心的人物でもある、藤原基房
(細川茂樹)の方を選んでみました・・・。

いや、いろいろな、細川茂樹さんのインタビュー記事
などを見ても、今回の公家役のオファーは意外だった
ようで、逆にノリノリで演じているようですが・・・。

もう一度、7年前の「義経」(2005年)に出演していた頃の
平重衡役と比べてみたら、大河ファンとしては、様々な
発見があって面白いかも知れませんね・・・。(笑)

このいわゆる「殿下乗合事件」というものは、「玉葉」や、
「愚管抄」などの一級史料によると、基房の従者たちが
資盛の車列の無礼を咎め、乱暴狼藉を働き、その行為
に父の重盛が怒り、基房の従者たちに報復を行った事件
ということですが・・・。

それが、「平家物語」の描写になると、この報復を行った
首謀者が平清盛になっていて、物語の構成上の演出から、
清盛=悪役で、その長男重盛=良識派というイメージが
出来上がった元にもなり・・・ここら辺は、歴史的に見ても
大変興味深い部分でしょうかね!?(フフフ・・・)

まあ、今週の平重盛(窪田正孝)も、先週よりも苦悩が
より深く「静の演技」という感じで、その正室役の経子
(高橋愛)と共に、MVPを受賞でも良かったんですが、
次回以降の更なる活躍を待つとしましょう!!(笑)

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そして、今週は、ほんの一瞬、2、3カットしか登場しな
かったんですが、やはり、藤原秀衡役の京本政樹さん
のインパクトは凄いものがありますよね~!!(笑)

まあ、もちろん、あの「目張り」に関しては、賛否両論で、
いろいろな意見もあると思いますが、いや、これこそが
「京本マジック」なんでしょう!!(ハハハ・・・)

・ 「草燃える」 (1979年) : 駒若丸 役
・ 「八代将軍吉宗」 (1995年) : 天一坊 役
・ 「毛利元就」 (1997年) : 吉川興経 役
・ 「武蔵 MUSASHI」 (2003年) : 明石全登 役
・ 「平清盛」  (2012年) : 藤原秀衡 役

ちなみに、京本さんのこれまでの大河ドラマでの配役は、
こんな感じなんですが、どの役を見ても、一癖も二癖も
ある役ばかりですよね~!!(ホントに・・・)

いや、京本さんが、弱冠20歳の時に出演した「草燃える」
の駒若丸(のちの三浦光村)などは、公暁と衆道の関係
を持つ妖しい役で、「八代将軍吉宗」の天一坊も、将軍
吉宗公の御落胤と称し、結局、最期は磔獄門にされる役
でしたからね・・・(フフフ・・・)

その中でも、自分が一番好きな配役は、以前から何度も
書いていますが、やはり、「毛利元就」での吉川興経役
でしょうかね!?

もちろん、元就のライバル的な存在で、あの有名な月山
富田城の戦いでは、元就サイドを智謀知略でワナに陥れ、
最後の最後で、どんでん返しで裏切った名場面などなど、
今でも、京本さんの大胆不敵なドヤ顔が、鮮明に蘇って
来ますからね~!!(笑)

それでも最期は、吉川家は元就に乗っ取られて、興経は
幼子の千法師とともに殺害されてしまう訳ですが・・・。

この時の「人生は双六である」という名台詞に関しては、
本当に、今年の清盛のテーマと繋がっているような気が
している今日この頃です・・・。(フフフ・・・)

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それから、先日、某スポーツ紙で、再来年、2014年の
大河ドラマについて、あの明智光秀を軸に描くプランが
浮上しているとの報道があったんですが・・・。

いや~!!これは、一体どこら辺までが、信憑性のある
記事なんでしょうかね!?(ハハハ・・・)

たぶん、明智光秀が主演なら、司馬遼太郎の歴史小説の
「国盗り物語」は、どうしても参考にしない訳にはいかない
と思うんですけど・・・。

自分も、その「国盗り物語」の織田信長編は一度読んだ
ことがあるんですが、これは、信長編ではなくて、完全に
明智光秀の物語ですからね~!!(ホントに・・・)

まあ、光秀の視点で、信長が語られている点から、その
ようなイメージに繋がるんでしょうが、まだ光秀が一介の
浪人時代から詳細に描かれているので、大変、興味深く
読み進めることが出来た小説だったような印象を持って
います・・・。

個人的には、どうしても大河ドラマのネタが無くなって
しまった場合は、あの「真田太平記」のリメイク版でも
イイような気がしているんですけど・・・。(笑)

そうなった場合は、主演となる真田昌幸、信之、幸村の
親子&兄弟のキャスティングが、今の時代では、非常に
難しいと思いますが・・・どうなんでしょうかね!?

・ 真田信之 (渡瀬恒彦)
・ 真田幸村 (草刈正雄)
・ 真田昌幸 (丹波哲郎)

もちろん、1985年度版の「真田太平記」は、こんな
感じの配役なんですが、やはり、幸村役に関しては、
超イケメン俳優で行くしかないんでしょうなぁ~!!

で、先週から、またCSのチャンネル銀河の方で、この
「真田太平記」の再放送が始まった訳なんですけど・・・。

改めて、第1話から、じっくりと見てみると、真田昌幸役
の丹波哲郎さんが、結構、女好きで、エロい武将として
描かれているんですね・・・。(フフフ・・・)

●第37回 「殿下乗合事件」 2012年9月23日放送

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【第36回】平清盛

◎ 平重盛 (窪田正孝)
○ 平清盛 (松山ケンイチ)
▲ 後白河法皇 (松田翔太)
注 藤原成親 (吉沢悠)
△ 藤原基房 (細川茂樹)
△ 明雲 (腹筋善之介)
△ 平時忠 (森田剛)
△ 経子 (高橋愛)
△ 時子 (深田恭子)
△ 建春門院滋子 (成海璃子)
△ 常盤御前 (武井咲)
△ 遮那王 (神木隆之介)
★ 徳子 (二階堂ふみ)

今週のMVPも、いろいろと、難しいところなんですが、
やはり、各種団体から板挟みとなり、複雑な人間関係
の中で苦悩する平重盛(窪田正孝)にしました・・・。

まあ、この段階で、ここまで、苦悶してしまうと、来週の
「殿下乗合事件」や、その後の「鹿ケ谷の陰謀」などで
果たして、どうなってしまうのか、ちょっと心配な部分も
あるんですが・・・。(ハハハ・・・)

この平重盛の人物像に関しては、たぶん「平家物語」に
描かれているような、父の清盛と比べて「良識派的」な
イメージが、一般的なんでしょうかね!?

その他の歴史書などでも、ほぼ好意的に評価されている
ものが多いようですが、まあ、父の清盛と、後白河院の
間に立って、温厚な形で調整役に回らざるを得なかった
というのが現状だったと思いますが・・・。

この平重盛が、もう少し長生きしていれば、平家滅亡も
そんなに簡単ではなかったという、「たら・れば」論争
なども、これらも含め、興味深いところですよね~!!

あと、その重盛の義兄でもある、藤原成親(吉沢悠)も、
回を追うごとにイイ味を出して来て、側近として仕えて
いる後白河法皇(松田翔太)とのグダグダな関係なども
見ていて面白かったですなぁ~!!(フフフ・・・)

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しかし、今回のストーリーは、いわゆる、「嘉応の強訴」
(1169年)を中心に描かれていた訳ですが・・・。

当時の朝廷、院、摂関家、平家一門、そして延暦寺など
有力寺社の権力関係が、詳細に分かり易く作り込まれて
いて、ここら辺の脚本&演出に関しては、高く評価しても
イイのではないかと!?(フフフ・・・)

まあ、このような、混沌とした権力構造を制御するには、
清盛の存在なくしては、何も解決出来ないということを
世間に知らしめた事件でもあり、最後の場面で登場した
松ケン@清盛のラスボス感は、見ていても、なかなかの
爽快感があったような!?(笑)

いや、後白河法皇(松田翔太)の命に従わず兵を動かせ
なかった窪田@重盛と、それを遠く福原の地から操って
いた、松ケン@清盛との対比も、上手く描かれていたと
思いますが・・・。

やはり、平家一門が、あまりにも清盛のワンマン体制に
入ってしまったために、逆に、その清盛さえいなければ
何も出来ないという危うい空気感があったのも、当時と
しては、間違いのない事実なんでしょうなぁ~!!

それにしても、今回の大河ドラマでは、特に寺社の強訴
など、一見マニアックな部分に関しても、詳しく描かれて
いる訳ですが、今から見ても、相当に厄介なものだった
んだろうなぁ~と、想像出来ますよね・・・。(笑)

その「嘉応の強訴」の中心的な人物でもある天台座主の
明雲(腹筋善之介)ら、僧兵たちの存在感も、十二分に
見応えがあったんですが・・・。

その後、天台座主でありながら、源義仲と合戦におよび
戦死するという、その明雲の人物像などはドラマとして
見ても、面白い部分でもありますよね~!!

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そして、今週の最後の方で、ちょこっと登場した、後の
建礼門院でもある、徳子(二階堂ふみ)も、これからの
平家一門との運命を考えると、いろいろと感慨深いもの
があるんですが・・・。

いや、あの可愛らしい高倉帝を見てしまうと、いずれは
この子に入内するんだなぁ~と、ちょっと不思議な感覚
になってしまったのは、私だけでしょうか!?(笑)

ちなみに、来月にかけての放送スケジュールと、作品の
サブタイトルに関しては、こんな感じなんですけど・・・。

・第37回 「殿下乗合事件」 (9月23日)
・第38回 「平家にあらずんば人にあらず」 (9月30日)
・第39回 「兎丸無念」 (10月7日)
・第40回 「はかなき歌」 (10月14日)
・第41回 「賽の目の行方」 (10月21日)
・第42回 「鹿ケ谷の陰謀」 (10月28日)

もちろん、「鹿ケ谷の陰謀」が、10月末の放送となると、
この時、清盛は既に60歳なので、たぶんその後の展開も
いよいよ、ラストスパートに入ってしまう訳で・・・。

・1177年 鹿ケ谷の陰謀 清盛 (60歳)
・1178年 徳子が安徳天皇を産む 清盛 (61歳)
・1179年 重盛が42歳で亡くなる 清盛 (62歳)
・1180年 源頼朝の挙兵、富士川の戦い 清盛 (63歳)
・1181年 平清盛が亡くなる 清盛 (64歳)

まあ、60歳になった松ケン@清盛が、今のままのメイクで
行くのかは分かりませんが、ここまで来ると、作り過ぎの
「老けメイク」も、何となく違和感があるような気もする
ので、これまでのバランスから、なかなか難しいとは思い
ますが・・・。

ここら辺からは、過去に清盛役を演じて来た、仲代達矢や、
渡哲也など、ある意味ビッグネームとの戦いにもなるので、
俳優・松山ケンイチの、本当の勝負どころは、これからの
ような感じもする、今日この頃です・・・。(笑)

●第36回 「巨人の影」 2012年9月16日放送

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【第35回】平清盛

◎ 政子 (杏)
○ 平清盛 (松山ケンイチ)
▲ 平頼盛 (西島隆弘)
注 後白河上皇 (松田翔太)
△ 平重盛 (窪田正孝)
△ 平宗盛 (石黒英雄)
△ 北条時政 (遠藤憲一)
△ 藤原基房 (細川茂樹)
△ 以仁王 (柿澤勇人)
△ 明雲 (腹筋善之介)
△ 時子 (深田恭子)
△ 遮那王 (神木隆之介)
★ 政子が担いで来た大イノシシ

今週のMVPに関しては、政子(杏)にするか、平頼盛
(西島隆弘)にするかで、いろいろと、迷ったんですが、
見た目のインパクトだけで、杏バージョンの政子に一票
入れてしまいました・・・。(ハハハ・・・)

いや、少女時代の北条政子が、あのような大イノシシを
簡単に狩ってしまうような、豪快な娘だったかどうかは、
実際には分かりませんけど・・・。(笑)

史実的には、あまりこだわらず、フィクションとしての
ドラマを楽しむためには、このぐらいの、過剰な演出も
時には、あった方がイイのではないかと!?

たぶん、長年の大河ファンとしては、イノシシを狩る
女傑と言えば、「独眼竜政宗」(1987年)に出て来た
政宗の母役の義姫(岩下志麻)かと思いますが・・・。

この時は、第1回目の冒頭で、最上家から伊達家への
輿入れの際、岩下@義姫自らが弓を取り、イノシシを
一発で仕留めるという、今でも記憶に残る鮮烈な登場
の仕方でしたからね~!!(ハハハ・・・)

まあ、過去に何度も書いていますけど、この時の主演
だった、政宗役の渡辺謙さんは当時28歳で、今年の
主演の松山ケンイチも、ほぼ同じ年の27歳・・・。

いや、比べてしまうのは、ちょっと可哀想なんですが、
今週から頭を丸めて出家モードに入った松ケン@清盛
の貫禄という点において、若干、物足りなさを感じて
いるのは、私だけでしょうかね!?(フフフ・・・)

もちろん、古くからの大河ファンとしても、この渡辺
謙さんが持っている呪縛から、早く解き放たれるべき
と常々思っている今日この頃なんですが・・・。(笑)

先日、NHKで放送された、「負けて、勝つ ~戦後を
創った男・吉田茂~」でも、相変わらず、役者としての
もの凄いオーラを発していましたからね~!!

何となく、葉巻を咥えた口元の感じが、完全にリアル
吉田茂に仕上がっているように見えたのは、ちょっと
ビックリしましたけど・・・。(ホントに・・・)

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ちなみに、過去の大河ドラマにおいて、北条政子役を
演じて来た女優陣は、こんな感じなんですけど・・・。

・ 「源義経」 (1966年) : 大塚道子
・ 「新・平家物語」 (1972年) : 栗原小巻
・ 「草燃える」 (1979年) : 岩下志麻
・ 「義経」 (2005年) : 財前直見
・ 「平清盛」 (2012年) : 杏

やはり、これも、以前から、何度も繰り返して書いて
いることですが、「草燃える」(1979年)の岩下志麻
バージョンが、完全に、頭の中にデフォとして残って
いるのは、仕方がないことでしょうかね!?(笑)

いや、比較的、最近、放送された「義経」(2005年)の
財前直見バージョンが、あまり記憶に無いのも不思議
なことなんですが・・・。(フフフ・・・)

たぶん、ここら辺の時代背景を、最も生き生きと活写
している小説は、永井路子さんの「炎環」や、「北条
政子」などで、もちろん、これらは「草燃える」の原作
にもなっている訳ですけど・・・。

特に、直木賞受賞作品でもある「炎環」などは、一度
時間があれば手に取って、じっくりと、読んでみたい
なぁ~とは、思っている次第です・・・。(笑)

個人的には、北条政子が主演の大河ドラマも、いずれ
近い将来に、実現するような予感もしているんですが、

その時の政子の少女時代としてのイメージは、今回の
杏バージョンのような、「汚い仕様」でも、面白いような
感じも!?(フフフ・・・)

そして、幼い弟の小四郎(のちの義時)を引き連れて
野を駆け回るような少女が、いずれその義時と一緒に
クーデターを起こして、父の時政を幕府から追放する
歴史も待っている訳で・・・。

長い一年間のスパンとしては、相当に山あり谷ありの
面白いストーリーが描けるのではないかと、それなり
に期待しているところなんですが・・・。

やはり、後半部分に入ると、かなりドス黒い幕府内の
権力闘争から、視聴者が、マジでドン引きしてしまう
危険性も十分にありますからね~!!(フフフ・・・)

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それから、今週の視聴率ですが、【10.5%】という
ことで、先週と比べると、若干下がった模様です。

まあ、ここまで安定した、±10%前後の視聴率なら、
秋の特番ウィークに入っても、大丈夫なのではない
かと思っているんですが・・・。(ハハハ・・・)

来週以降の、本格的な遮那王こと義経(神木隆之介)
の登場でも、数字的には、それほどのUPは見込め
ないものなんでしょうかね!?

いや、自分の中での義経像というものは、子供の頃は、
「火の鳥 乱世編」での、嫌な奴というイメージだったん
ですが・・・。(笑)

これは、手塚治虫さんが持っている特有の表現方法で、
これまでの作品群に対する、アンチテーゼ的な意味も
多分に含まれていたんでしょうかね!?

あと、「草燃える」で登場した、国広富之バージョンの
義経についても、完全に、空気を読まないKYキャラ
に仕上がっていて、これまでのヒーロー的な感じとは
一線を画す、チョイ悪のイメージだったような!?

そこで、今回の神木隆之介バージョンの義経が、一体
どのような感じに作り込まれているのか、大変に気に
なるところなんですが・・・。

たぶん、壇ノ浦が最終回なら、その後の兄の頼朝との
確執などは、詳細には描かれないんでしょうかね!?

まあ、藤原秀衡(京本政樹)との関係などについては、
いろいろと、興味深い部分もあるんですけど・・・。

あの「炎立つ」(1993年)が、第3部の奥州藤原編に
入って失速した先例もあるので、ここら辺に関しては、
ちょっと心配な面もありますかね!?(フフフ・・・)

●第35回 「わが都、福原」 2012年9月9日放送

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【第34回】平清盛

◎ 舞子 (吹石一恵)
○ 白河法皇 (伊東四朗)
▲ 平清盛 (松山ケンイチ)
注 後白河上皇 (松田翔太)
△ 平忠盛 (中井貴一)
△ 平時忠 (森田剛)
△ 平重盛 (窪田正孝)
△ 平宗盛 (石黒英雄)
△ 時子 (深田恭子)
△ 滋子 (成海璃子)
△ 常盤御前 (武井咲)
★ 北条政子 (杏)

最近の大河ドラマの傾向として、必ず、総集編のような
放送回があるんですが、今年の場合は、松ケン@清盛が
熱病のために、意識が時を遡るという、なかなか上手い
編集方法だったような!?(フフフ・・・)

もちろん、第1回から観ている視聴者にとっては、過去
のシーンの繰り返しが多かったので、いろいろと意見も
分かれるところかと思いますが・・・。

初回でインパクトのあった、舞子(吹石一恵)と赤子の
清盛、そして、平忠盛(中井貴一)が、白河法皇(伊東
四朗)の前に引き出され、射殺されるシーンから・・・。

母親を殺された怒りから、夢の中で、白河法皇に感情を
むき出しにする松ケン@清盛の一連の流れは、それなり
に見応えがあったのではないかと!?

そこで、今週のMVPを誰にするのか、難しいところなん
ですが、夢の中の回想シーンも含め、その清盛の母親
役でもある、舞子(吹石一恵)を選んでみました・・・。

ちなみに、以前、自分自身が選んだ、第1回のMVPは、
平忠盛(中井貴一)で、舞子(吹石一恵)は、惜しくも、
準優勝だったので、何となく、今回はその時のリベンジ
を果たしたような形になりましたね・・・。(笑)

たぶん、限られた制作費や、過密なスケジュールの関係
から、過去の映像を、どうしても使わざるを得ない場合も
あるとは思いますが・・・。

今回の編集方法の試みは、今後の大河ドラマにおいても、
かなり、参考になるような気もしますが、制作サイドの
現場として、そこら辺に関しては、どのような意見なん
でしょうか!?(フフフ・・・)

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そして、今回のストーリーの中で、大きな一つのテーマ
でもあった、あの白河法皇の有名な「天下三不如意」に
ついてなんですが・・・。

・ 賀茂川の水 (賀茂川がもたらす水害のこと)
・ 双六の賽 (双六のサイコロが出す賽の目のこと)
・ 山法師 (強訴を繰り返した比叡山の僧兵のこと)

もちろん、不如意とは、思い通りにならない事、という
意味で、逆に言うと、白河法皇にとっては、これ以外の
事柄に関しては、全て自分の意のままだったということ
になるんですけど・・・。

やはり、普通に考えると、この逸話から読み取ることが
出来るのは、まあ、賀茂川の水と、双六の賽は別として、
比叡山延暦寺の僧兵たちには、相当に手を焼いていた
んだなぁ~ということですな・・・。

何か、特に、他の寺社との待遇や、荘園関係の土地問題
などの権利で、暴れることが多かったようですが、今から
考えても、たぶん、日本史上最強の圧力団体だったんで
しょうなぁ~!!(フフフ・・・)

まあ、このことを思うと、それまで、寺社が支配していた
関所、市、座などの既得権益を取り上げて、自由経済の
楽市・楽座を開いた、織田信長の政策の凄さも、改めて
よ~く分かるんですが・・・。

門前町で、寺社にライセンス料としての上納金を支払い
ガチガチの支配の中での商売というものが、どのぐらい
民衆にとって不自由なものだったのか!?

いや、それでも、当時の楽市・楽座の新制度に関しても、
まだまだ未成熟なために、特定の御用商人だけが支配権
を得るようなこともあったようですが・・・。

ここら辺の、中世から→近世にかけての流通経済史
の変遷というものは、いろいろ調べてみると、めっちゃ
奥が深そうですよね~!!(ホントに・・・)

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それから、今週の視聴率ですが、【11.1%】ということで、
先週の【9.3%】の一ケタ台からは、若干戻した模様です。

まあ、考えてみれば、一ケタ台に落ち込んでしまった時の
裏番組は、ロンドン五輪の女子マラソンに、24時間テレビ
だったので、仕方がない部分もあったんですが・・・。

これから、秋の特番シーズンに向けて、どのぐらい持ち
堪えることが出来るのか、とりあえず、注目して見たい
ところでしょうかね!?(フフフ・・・)

たぶん、通常モードなら、±10%前後の確実な固定視聴者
層は、既に確保していると思うので、今後は、義経などの
新キャストに期待するしかないんでしょうけど・・・。

長年の大河ファンとしては、せめて、最低でも15%ぐらい
までは回復してもらいたいと、切に希望している今日この
頃です・・・。(頑張って欲しいですなぁ~!!)

あと、ドラマの最後の方と、次回予告で登場した北条政子
(杏)の仕上がり具合が、かなり、凄いような気もするん
ですが・・・。(ハハハ・・・)

いや、先週も書いたように、自分の中での北条政子像は、
「草燃える」(1979年)の岩下志麻バージョンが、既に、
デフォとして完全に出来上がっているので、これを壊す
には、それなりの刺激も必要なんでしょうかね!?(笑)

この時は、政子の妹の保子(真野響子)との姉妹コンビが
面白かったんですが、たぶん、ストーリー的にも、重要な
ポイントを握っている人物なので、今回キャスト表に無い
のが、ちょっと残念なんですけど・・・。(フフフ・・・)

そして、牛若の義経が登場するなら、今若の阿野全成も
やはり、どうしても、必要ではないかと思っているのは、
私だけでしょうかね!?(ハハハ・・・)

●第34回 「白河院の伝言」 2012年9月2日放送

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